上高地・涸沢の思い出
実家に帰ったときに亡くなった母の持っていたアルバムや、私の過去のアルバムを整理しました。
たくさんの写真の中から出てきた懐かしい写真。
1989年の夏。
私、小学5年生。
父の会社の登山部のみなさんと行った上高地〜涸沢。残雪のこる斜面をペタンコのスニーカー履いて滑りながら登りました。
途中、 雪の溝に足がはまり抜け出せなくなり父に助けを求めて引っ張り出してもらったこと、小川には一本の木がかかってるだけで、ドキドキしながら小川を越えたことを写真を見て思い出しました。
30年前ということで今の私と同じくらいの年齢の父が写ってる。
そしてけっこうインターナショナル。
みんな軽装。
この登山があとの人生にどれだけ意味をなしたかわからないけど、この歳になって山に登ったという経験をさせてもらったことは(今さらだけど)自信になりました。
小学生のときはただドキドキしたとか、辛かったとか山小屋で眠れなかったくらいの感想しかなかったけど。
これから、、、
子供ができ、キャンプに行くようになる前は、街の中で仕事して、お金使って、夜は友人と飲みに行くことだけが中心の生活で山登りしたことなどすっかり忘れていました。
子供達に胸を張って言えることの1つが山登りしたことです。胸を張って言えることがそんなにない私には重要。
私には3つ年下の妹がおり、その妹の方が上高地・涸沢の登山をよく覚えてました。
彼女はこの登山の数年後に、両親と蝶ヶ岳も登ってます。
私はなぜついていかなかったんだろう。
その数日間、何してたんだろう。
思い出したくても思い出せません。googleも教えてくれないし。
母に聞いたらわかるんだろうなぁ。
父ではダメです(笑)
いつか息子たちと山登りしてみたいなと思います。あと5年後かな。