どうも、夫です。
雷鳥沢キャンプ場に行く際に、家族のみんなから1日だけ立山縦走の時間をもらっていたので、天気に恵まれた日に、立山縦走を決行しました。
初心者ですので、十分な時間をとって、ゆっくりと行こうと思います。
立山縦走
立山は、富士之折立、大汝山、雄山の3つのピークを総称した呼称です。
立山縦走ルート
雷鳥沢キャンプ場→(雷鳥沢)
→劔御前小舎→別山
→富士之折立→大汝山
→雄山→一の越山荘
→室堂ターミナル→みくりが池温泉
→雷鳥沢キャンプ場
朝ご飯を済ませ、朝5時30分、雷鳥沢キャンプ場をスタート。
立山縦走ルートとしては、雷鳥沢キャンプ場から一の越山荘へ向かうルートが一般的ですが、そのルートだと登山者が多く、雰囲気が出ないと思い剣御前小舎からのルートを選択しました。(後程他の登山者に聞きましたが、剣御前からスタートするルートの方が体力的に大変だそうです。)
まずは、雷鳥沢キャンプ場(2280m)の目の前に見える雷鳥沢を登り、剣御前小舎(2777m)を目指します。
雷鳥沢から見た地獄谷
この日は、登っている人達は、とても少なく、私入れて4組ほどでした。
この道は、勾配は急ではありますが、ガレ場が少なく登りやすかったです。
ただ、朝一番の道にしてはタフで(2時間で高度500mは初心者には、きつい)、バテました。
剣御前小舎から見た劔岳
これが有名な劔岳かと、見とれていましたが、劔岳の崖の道を行く勇気がまだないです。
劔岳
劔岳を違う角度から見ても、行ける気がしませんが、いつか登りに来ようと心に決めて、劔岳を後にし、別山(2880m)へ。
別山
この辺りから尾根に出ていて、高度感がありました。尾根沿いを歩くことに慣れてなく、こんな場所を行くのかとはじめは、びっくりしましたが、だんだん慣れるものですね。
別山から見える富士山(中央小さく見える)
遠くに富士山が見えるほど、この日の天候は最高でした。
大汝山から見える雄山
バテバテの中、別山から下って、富士の折立(2999m)を登り直し、次に大汝山(3015m)へ。
さすがに心折れまくりでしたが、大汝休憩所にて休憩しました。カレーを食べようと注文しましたが、まさかのご飯売り切れでカレーを断念し、500円のコーラを飲み、リフレッシュしました。
この辺りから逆順の子連れの登山者が多かったです。息子がまだ小さいので、今回は無理でしたが、いつかは連れてこようと心に決めたひとときでした。
ようやく立山最後のピーク雄山が見えて、安心しました。
大汝山から見えるみくりが池
雄山も見えて、最後に景色を堪能しようと人の少ない場所で休憩しました。
700m程の高低差だとは思いますが、高度感は、とても出てますね。
無風で晴れているときは良いですが、雨降って風が強いときには登りたくないですね。
雄山
この日雄山には観光客も多く、登山靴ではない人も多かったです。雄山(3015m)~一の越山荘(2700m)の間は、予想はしていましたが渋滞していました。あせらずゆっくりと下りて行きました。
一の越山荘から室堂ターミナル側の景色
ここまで来ると安心です。平坦な道、整備された道は歩きやすいです。
みくりが池温泉
最後に、疲れた体をみくりが池温泉(2410m)で癒そうと思います。
日本一高所の天然温泉だそうです。
浴槽は、熱い湯と人肌に近い湯と2つの浴槽がありました。
北アルプスの山並みの景色を楽しみながら、ゆっくりと温泉に浸かるのは、格別ですね。
疲れた一日でしたが、達成感は半端ないです。
比較的簡単に、3000m峰を縦走できる立山縦走は、これから登山をしていきたい人間には登山道が整備されていて、ありがたいです。先人に感謝。